こんにちは。川中です。
先日、クライアントEさんと
「いい人」をやめて、表面的な人間関係を
やめていきたいというセッションを行いました。
ここで言う「いい人」とは他人に嫌われないように、多くの人に好かれる行動をする状態です。
もちろん、これは誰でも持っている自然なことです。
人から嫌われない事は、穏やかな生活を送る上で大切なことでもあります。
けれど、「いい人」でいる事を強く意識しすぎると、逆に自分を追い詰めてしまい、自分が望む生き方でなくなってしまいます。
Eさんは、「嫌われたくない」という強い思い込みが会話をする時の緊張感となって相手に伝わり、無意識にいつも愛想笑いをしたり、相づちを多くして自分の意見を言わない状態を作っていたそうです。
「いい人」がこうすれば嫌われないのかな、こうすれば好かれるのでは?
と思って行う振る舞いは、実は「他人軸」で行動している状態で、自分を追い込める行動になっていました。
では、どうしたら「自分軸」を持って表面的な人間関係をやめていけるようになるのでしょうか。
それは、どんな人にも「価値」があると言うことを理解することです。
「価値」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、そんなことはありません。
「本当はもっと自由に振る舞っても大丈夫」ということを知ることです。
色鉛筆に例えると、24色の色鉛筆セットを見た事はありますか?
子供の頃、この色鉛筆セットを見るとワクワクしませんでしたか^^?
この色鉛筆セットを見たときにこのオレンジが変だとか
この黄色が薄いから価値がないとは感じないと思います。
これは、人間も同じです。
あの人やこの人とは違う
「あなた」という色を持っているからこそ価値があるのです。
けれど、「いい人でありたい」「嫌われたくない」と周りに合わせて自分の
色を消そうとすると、あなたの魅力まで消えてしまいます。
あなたの性格や考え方、価値観は世界中に沢山ある色鉛筆の1色という貴重な存在です。
無理に
「自分を出さなきゃ」
「個性的でいなくちゃ」
と無理する必要もなく、自然体で素のままの自分で生きるのが
あなたの自分軸を持つ、スタートラインになります。
簡単に見つけられる価値観の見つけ方をご紹介します。
次の質問に答えてみてください。
例えば、あなたは何色が好きですか?
なんでその色を好きだと思いましたか?
その回答はきっとあなたが大切にしていることではないでしょうか?
あなたはどんな色の自分なのかを見つめてみて下さいね。